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荒野の用心棒 スペシャル・エディション [映画]

世間様はクリスマスで盛り上がっているようでございますが、相方のいない自分にはクリスマスなぞ関係ないのでございます。○| ̄|_

さて、久しぶりに映画ネタ。
C・イーストウッド主演の映画DVD「荒野の用心棒(A fistful of dollers)」スペシャル・エディションを買ってきました。

外装箱。渋いデザイン。

箱の中身。本編と特別インタビューなどが収録されたディスク、小冊子が入ってます。

以下、若干映画の内容について触れていますので、内容を知りたくない方はご注意を。

「硫黄島からの手紙」「ミリオンダラーズ・ベイビー」など、最近イーストウッドは監督として有名ですが、「荒野の用心棒」は彼の映画俳優としての出世作で、少々カッコつけ過ぎ感はあるけれど、ニヒルな演技と見事なガンさばきを見せてくれます。

このDVDはスペシャル・エディションと銘打っているだけあって、特別インタビューや小冊子などおまけが充実。
しかし、これを買った最大の理由は山田康雄さんの吹き替えが収録されている事。これに尽きます。
昔この映画が木曜洋画劇場や日曜洋画劇場などで放映されていた際、イーストウッドの声を当てていたのが山田康雄さん。
山田康雄さんと言えばルパン三世を思い出される方が多いと思いますが、イーストウッドの吹き替えもローハイドの頃から担当されていました。
やっぱりイーストウッドの吹き替えは山田康雄さんが一番ぴったりくるような気がします。

さてこの「荒野の用心棒」、マカロニウエスタンブームの発端として、またイーストウッドの出世作として有名ですが、黒澤明監督の「用心棒」のパクリ映画としても有名でシナリオ的には全く一緒。「荒野の用心棒」という邦題を付けた方はすごいですね。
しかし、単なるパクリ映画で終わらず、きちんと別個の作品として観られるところがセルジオ・レオーネ監督以下スタッフの優れたところ。
殺伐としているのでお子さんや女性にはあまりお勧めできませんが、作品として面白いので観て損は無いと思います。

余談ですが、この作品は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズという意外なところで顔を出してきます。パート2でビフが女と風呂に入りながら「アーッハッハッハ、コイツは頭がいいや」と言って観ている映画がこれ「荒野の用心棒」なのです。
しかも「荒野の用心棒」の内容はパート3の伏線になっているので、もしこれから「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを観ようと思っている方がいたら、この作品を観ておくとさらに楽しめるかも知れません。


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コメント 9

mykieさん。映画お好きなのですね!下積み時代のクリントイーストウッドですね。
この作品は記憶に無いですが、ダーティーハリーがイメージですね!
これを見たら、硫黄島を見に行かなければならないですね(*^_^*)
by (2006-12-24 23:24) 

e-g-g

イーストウッドと山田康雄、もう分かちがたいですね。フェーバーさんの小林修も合ってましたけど、その昔の声優キャスティングは見事なものでした。
それにしても、こういう商品が出ているんですね、少しHMVでも覗かねば、、、
by e-g-g (2006-12-25 12:19) 

mykie

月光14thさん、いつもコメントありがとうございます。m(__)m

いまは良いおじいちゃんですが、この頃のイーストウッドは若くて野心でギラギラしてた感じです。ダーティーハリーも山田さんの吹き替えが収録されたら買っちゃうかも…。
「硫黄島からの手紙」は時間見つけてなんとか観に行きたいです。


eggさん、またまたコメントいただきありがとうございます。m(__)m

80年代に映画見ていた人間にはたまらないDVDです。他にも「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」が山田さんの吹き替えが入ったDVDがあります。山田イーストウッドがお好きならおすすめですよ。
by mykie (2006-12-26 00:25) 

響

凄く大好きな作品です。
僕の物心がつくころに良く放映されてました。
クリントイーストウッドが渋い!
by (2006-12-26 17:23) 

mykie

響さん、再度のご訪問ありがとうございます。m(__)m

おおー、響さんもお好きですか。
シナリオといい撮り方といい、ものすごい濃ゆい作り方。
今の時代には無い作風がたまらんです。
by mykie (2006-12-27 01:27) 

kokudoh

お、なつかしいですねー。

最近はおしゃるように、監督兼渋い役柄
というのが多い彼ですが、これとか
ダーティハリーシリーズの頃は
バリバリのアクション派で、
演技の幅は、むしろ狭いと思っていましたが。
あの口笛の主題歌も、しぶいですよねー。

さて、私は今回でいったん閉めることにしました。
mykieさんは、同じCB750のナカーマ!
でしたし、いつもご訪問いただき、本当に
感謝申し上げております。
どうもありがとうございました。
m(_ _)m
by kokudoh (2006-12-27 02:24) 

mykie

takさん、いつもコメントありがとうございます&どうも有り難うございました。

役者としてのイーストウッドはtakさんの言われている通り、演技の幅が広い俳優さん、という評価ではなかったと思います。
実際自分が見てても「うーん、イーストウッドだねぇ(^^;)」という演技が多いです。そういう役柄と演技を期待されているからそうなってしまうのかも知れませんけど。
今、監督として評価が高いのはレオーネ、シーゲルといった良い監督について仕事をしていたのが大きかったかもしれないですね。

takさんには、記事やコメントでいろいろ考えるきっかけを作っていただいたので、とても感謝しております。
前の記事にも書きましたが、まだしばらくはblogも続けるつもりですし、当分CBにも乗っていますので気が向かれたらのぞいてくださいませ。
では最後に「ナカーマ!」(^^)ノシ
by mykie (2006-12-28 01:47) 

kokudoh

仕事が一段落して、年賀状を
書き終えたらヒマになったので、
遊びに来ましたー。
(^^;

「荒野の用心棒」の音楽は、
エンニオ・モリコーネですね。
これとか「夕陽のガンマン」とか、
マカロニウェスタンの主題歌は
有名ですけど、一方で、
「海の上のピアニスト」とか
美しい曲も多いですよねー。
by kokudoh (2006-12-29 20:53) 

mykie

takさんこんばんは。いつもコメントありがとうございますm(__)m

実は音楽には疎いので、「海の上のピアニスト」ってモリコーネだとは知りませんでした(^^;)
映画音楽としての完成度は「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」の完成度は高いと思います。わりと安かったのでCD買ってしまいました(^^;)
by mykie (2006-12-31 18:02) 

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